爪白癬(爪水虫)とは?


爪白癬(つめはくせん)は爪の水虫です。

白癬とはカビで皮膚のケラチンを栄養源にして繁殖します。
足の水虫が長期間治らないままでいると爪白癬を発症します。

今までは中高年の男性に多いとされていた爪白癬。

激増している女性の水虫を背景に、爪白癬は男性のものだけではなくなってきています。





爪白癬の症状

爪水虫(爪白癬)1  爪水虫(爪白癬)2

・爪が厚い
・爪全体が白い・濁っている


爪白癬は皮膚にできる水虫のように痒みはありません。
出血や痛みもありません。

ですから放置してしまいがちなのですが、白癬菌が体の他の部位にうつることもあります。

・頭部・・・ 「しらくも」
・手・・・ 「手白癬」
・股部 ・・・「いんきんたむし」


これらはバスマットやタオルなど家族で使っているものを通して、周囲の人にうつしてしまいかねません。
ひどいケースであれば爪が変形して歩き方にまで影響を与えるようになることもあるのです。

爪白癬の治療法

爪白癬と言えば飲み薬です。

なぜかと言うと爪白癬の菌は爪の奥まで潜んでいることがあるので、なかなか効果を得づらいのです。
ですから皮膚科では爪白癬への処方として飲み薬を出しています。

爪白癬は他の部位の水虫と比べると改善に時間がかかります。
飲み薬をもってしても最低でも半年はかかると言われています。

しかし治療を続ければ間違いなく改善していきますので、爪白癬の症状が見られる方は皮膚科をすぐに受診してみてくださいね。



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