爪切りの際は深爪にご用心!


深爪は、手術を必要とする巻き爪陥入爪を引き起こす原因になります。

どちらも激痛を伴い、場合によっては化膿し手術が必要となるケースが多く見られ再発することもしばしばある厄介な疾患です。

また「ひょうそ」と言われる症状を引き起こしてしまう場合もあります。

これは爪が肉に食い込んでいる傷口から連鎖球菌や黄色ブドウ球菌が入り込むことが原因です。





"ひょうそ"の症状

・患部が赤く腫れる
・激しいズキズキとした痛みがある


炎症が軽度であれば膿疱(のうほう)ができる程度ですが、重度になってくると深刻です。
骨・関節が侵され爪が取れてしまうこともあります。

また下腿のリンパ管にリンパ管炎を引き起こしてしまうこともあります。

深爪を予防するには?

深爪になるのは「爪の切りすぎ」もしくは「爪を噛むクセ」のどちらかです。

爪を噛むことが日常的になっている方は知らず知らずのうちに深爪になってしまっていますので、噛んでしまう部位にテープを貼るなどして自分なりの予防策を練る必要があります。

また切りすぎてしまう方も爪の白い部分を1mmは残して切るようにしましょう。

深爪は様々な爪のトラブルの原因です。

上記のような状態を防ぐためにも、爪を普段から短めに切る人や爪を噛むクセのある人は、深爪にならないように意識することが必要です。



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