爪の病気が疑われたら?


爪には体の不調が現れます。

もしかして重大な病気かもしれないし、まったく気にしなくていい状態かもしれません。

どちらであるかは素人判断はできませんし、原因を特定しなければ改善のしようがありませんから、病院を受診することがまずは第一歩です。

爪は爪の色の変化や筋の状態で病気の可能性を見ることはできます。以下にいくつか例を挙げてみましょう。





爪の凹み

・栄養障害
・円形脱毛症
・乾癬

爪がスプーン状になる(匙状爪)

・胃切除手術後の貧血
・鉄欠乏性貧血
・胃・十二指腸潰瘍

爪がスプーンを伏せたような形になる(ヒポクラテス爪・バチ指)

・肺ガン
・肺気腫
・慢性気管支炎
・血液の病気
・甲状腺機能亢進症

爪が白く濁る

・爪水虫(爪白癬)
・肝臓ガン
・慢性肝炎
・肝硬変

爪がスプーン状になる(匙状爪)

・胃切除手術後の貧血
・鉄欠乏性貧血
・胃・十二指腸潰瘍

爪が濃紫色になる

・悪性貧血

爪が赤色になる

・脳梗塞
・心筋梗塞
・糖尿病
・腎臓病
・肺疾患
・肝硬変
・膠原病
・心臓病
・皮膚筋炎
・胃癌
・子宮体癌

爪が緑色になる

・緑膿菌の影響 (スカルプチュアなど人工爪をつけた影響)
・敗血症 (全身に炎症性反応が出る重度の疾患)
・尿路感染症
・呼吸器感染症

異常に気づいたらすぐに受診を!

上記は爪の変化のごく一部です。
爪を見ればいかに様々なことが分かるかが窺えます。

爪に変化が現れればそれは何らかの「病気」の可能性を示しています。
安心のためにも先延ばしにせず、病院をすぐに受診しましょう。



Copyright(C) 爪の変色・病気を画像(写真)で解説 Allrights reserved.