日本人の10%がかかっている"巻き爪"


巻き爪は足の親指に多く見られます。

これは爪に負担がかかりやすい為なのですが、もちろん足の他の指や手の爪も巻き爪になります。

年齢性別関係なく誰にでも起こる可能性がある巻き爪は、何と!日本人の10%がかかっている病気です。

さて、巻き爪とはいったいどういう病気なのでしょう?





巻き爪とは?

巻き爪

巻き爪とは、皮膚の内側に爪の先端部分が食い込んでいる状態を指します。

放置すると爪が徐々に肉に食い込んでいき、肉芽種(にくげしゅ)が出来てしまいます。
肉芽種がある患部からは出血・膿が流れ落ち、立っていられないほどの痛みを引き起します。

しかも爪は更に伸び続けますので皮膚に深く強く入り込んでいくので激痛が走るようになります。
こういった状況にまでなると自然に歩く事さえもできなくなります。

巻き爪の原因

巻き爪の原因はいくつか挙げられます。

・先が尖っている靴を履いている
・サイズの合わないぶかぶかの靴を履いている
・ハイヒールをいつも履いている
・深爪
・爪を強打した
・体質

巻き爪の治療法

巻き爪がまだ初期の症状であればワイヤーなどを使った矯正が可能です。
しかし、この方法を取った場合いくつかのリデメリットも生じます。

『費用がかさむ』
『何回か通って治療しなければいけない』
『良くなるまでに時間がかかる』
『再発することが多い』


巻き爪の場合、爪が前に向かって伸びることができません。
しかし爪母(爪の根)で爪はどんどん作られていますから爪は厚くなっていく一方です。

この厚い爪が深く皮膚に突き刺さっていているので、少々矯正したくらいでは爪と皮膚の間にすき間を作ることはできませんし、炎症を抑えることもできません。

巻き爪は外から見るより深く皮膚に突き刺さっているものです。

巻き爪を確実に再発なしに治療するのであれば、やはり整形外科を受診することをおすすめします。

巻き爪で腰痛が起きる!?

巻き爪が悪化すると、前述したように患部が化膿して激痛を伴うために足を無意識にかばってしまう姿勢になります。

これにより腰や膝へ余分な負担がかかり、巻き爪から腰痛へと「痛み」が拡大していきます。



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