|
|
 |
爪はその色からも健康状態を読み取ることが出来ます。
健康な爪であれば薄いピンクで、１日におよそ0.1mm伸びます。
しかし、爪が「黄色」「赤色」「白色」「黒色」に変化している場合は
様々な病気の可能性が考えられますので、注意が必要です。 |
 |
【爪が黄色い場合に考えられる病気】
・爪水虫(爪白癬)
・気管支拡張症
・気管支炎
・胸水
・胆汁分泌障害
・黄色爪症候群
爪白癬(爪水虫)や気管支の疾患、胆汁の分泌障害などによって爪が黄色く変色することがあります。
また、文字通り黄色く爪が変色する"黄色爪症候群"という病気もあります。 |
 |
【爪が赤い場合に考えられる病気】
・脳梗塞
・心筋梗塞
・糖尿病
・腎臓病
・肺疾患
・悪性貧血
・肝硬変
・膠原病
・心臓病
・皮膚筋炎
・胃癌
・子宮体癌
爪の周り及び爪の下が赤くなっている場合だと「皮膚筋炎」の可能性があります。
この症状は子宮体ガン・胃ガンの合併症の場合があります。
また、爪が真っ赤になっている場合も特に要注意で、心筋梗塞や脳血栓の恐れがあります。
赤褐色の場合は約８割が腎疾患を持っています。さらに２割の確率で肝硬変も考えられますが、ホルモン分泌の働きが異常になっているケースもあります。 |
 |
【爪が白い場合に考えられる病気】
・貧血
・レイノー病
・低タンパク血症
・肝硬変
爪が白い場合は、肝臓の病気や軽度の貧血から極度の貧血まで様々なケースが考えられます。
乳児の場合は爪が白く見えることが多いのですが、赤ちゃんの爪は元々白っぽい色をしており、肝硬変の可能性はほぼゼロなので安心していいでしょう。 |
 |
【爪が黒い場合に考えられる病気】
・内出血
・メラノーマ
・アジソン病
・肝性フィリン症
・ヘモクロマトーシス
・銀皮症
爪をぶつけて内出血が起こると、その血が黒く変色して爪も黒くなりますが、それ以外にメラノーマという悪性腫瘍や、アジソン病、肝性フィリン症などでも黒く変色するため、何もぶつけた覚えが無いのに爪が黒くなっているという場合は要注意です。 |
 |
【爪が白濁している場合に考えられる病気】
・爪水虫(爪白癬)
・肝臓ガン
・慢性肝炎
・肝硬変
爪が白濁している場合は爪白癬(爪水虫)のほかに、肝炎や肝硬変などの肝臓の疾患が疑われます。 |
 |
【白い斑点がある場合に考えられる病気】
・神経衰弱
過労やストレスなどで神経が衰弱すると、爪に白い斑点が出ることがあります。 |
 |
【白い横筋がある場合に考えられる病気】
・腎臓病
・ネフローゼ症候群
爪の基部に幅が3mm前後の白い横線が現れた場合はネフローゼ症状群の可能性があります。 |
|
